イタリア人の食生活

 私たち日本人がそうであるように、イタリア人も人間です。何を当たり前のことを言うかと思うかもしれませんが、人間である以上、「食事」をしなければはじまらないということで、ちょっと遠回りではありますが、イタリア人の一般的な食生活についてここではお話したいと思います。

 日本人と同様、イタリア人もまた「朝食」、「昼食」、「夕食」と、基本は1日に3回の食事があります。日本人の朝食に関しては、現代ではかなり多様な食事をとる日本人が多いですが、イタリアでは、もちろんすべてのイタリア人がそうであるというわけではありませんが、基本的にはエスプレッソコーヒーに、血糖値を上昇させる意味もあってか、甘い菓子パンを食べるケースが多いです。他に、フルーツとヨーグルトを食べることも多いです。

 昼食に関しては、特にこれといった特徴のある昼食は食べません。普通に「イタリア料理」を食べることが多く、このあたりは「日本人の昼食」に似ていると言えるかもしれません。

 そして、これも「一番気合いが入る」という意味で日本人と似通っているのが「夕食」であり、イタリアでは完全に「ディナー」というとらえ方をします。ただ、日本と違うのが、ディナーがスタートするのはたいてい午後の8時くらい、日本よりははるかに遅い時間に夕食をとることになります。日本人のように「6時に予約」なんてするイタリア人はひとりもいないと言っても過言ではありません。ですから、何も知らずにイタリアに行った日本人は、おそらく夕食のスタートのころには「腹ペコ」という状況であると思います。【渋谷個室】女の子が喜ぶ♡デート向き・雰囲気の良い居酒屋